進学パスウェイとは
海外の大学が留学生に対して入学条件として定めている英語力や成績、その他の条件を満たして入学することを「直接入学(Direct Entry)」と呼びます。もちろん、大学のレベルが高ければ高いほど入学条件も高いハードルになりますので、TOEFLやIELTSのスコア、学校の成績で入学条件に達しない学生が増えてきます。ですが、海外の優秀な大学に行くことを諦める必要はありません。海外の大学には通常の入学条件に満たさない学生に対して、より低い英語力や学校の成績の条件を定めた特別プログラムへの入学を認め、その後、その大学の通常の学部課程に入学・編入する形で積極的に皆さんの海外留学を応援しています。このようなプログラムを留学パスウェイでは「進学パスウェイ」と呼び、皆さんの更なる将来への可能性に繋げることができる海外留学の一つとしてご紹介しております。
進学パスウェイのメリット
進学パスウェイの目的は、海外の大学を良い成績でしっかり卒業すること。
多くが書類審査のみで入学が叶う海外の大学ですが、その分、卒業が難しいと言われています。進学パスウェイは学部課程への入学・編入がゴールではなく、学生がきちんと大学を卒業することを目的としたカリキュラムを提供しています。 主に英語を第二言語とする留学生を対象にカリキュラム構成されており、本格的に学部課程に入って現地学生と授業を受講していく前にアカデミック英語の基盤をしっかり築き、 また、ディスカッションやプレゼンテーション、エッセイ・ライティングと言ったスタディ・スキル(Study Skills)をしっかり身に付けていきます。
希望する専攻によって入学するプログラムの分野を選択できる。
進学パスウェイは希望する専攻の分野別にカリキュラム構成されています。提供している分野は学校によって異なりますが、 ビジネス、工学、科学、教育、ホスピタルマネージメント、アート、デザイン、メディア、人文科学、建築など多岐に渡り、ご自身が学びたい専攻の専門分野の基礎をしっかりと築くことができます。
進学パスウェイに入学する前の事前英語プログラムを提供
進学パスウェイを提供している大学では、進学パスウェイに入学するために必要な英語力を培うための英語プログラムを提供しています。その英語プログラムに合わせて、進学パスウェイを始められる入学時期も年間複数回設けられているため英語力が無くても、いち早く海外大学に進学するスタートをきることができます。英語プログラムから始めた場合は、内部試験でパスウェイプログラムに進むことができるため、TOEFLやIELTSなどの英語試験のスコアを取得する必要はありません。
国別で詳しく見てみよう!
進学パスウェイは各国の教育システムに沿ってカリキュラム構成されており、その内容や特徴は留学先の国もしくは留学先の大学によって異なります。ご自身が興味のある留学先別に、どのような進学パスウェイがあるかを国別にご紹介いたします。